►2008/03/17 01:48
先日、探偵ナイトスクープをなんとなく見ていたんですが、とてもいい話で、思わず涙が出てきました。
探偵ナイトスクープに依頼されたのは70代の男性。
その男性の娘さんは、今アメリカのソルトレイクに住んでいるそうで、そこで知り合ったアメリカ人の知人から、「どうしてもこのアルバムを家族の方に返して欲しい。」と頼まれたそうです。そのアルバムはそのアメリカ人の方が沖縄に軍人として赴いた時に拾われたとの事でした。
そして、娘さんはお父さんにそのアルバムを託したそうなのです。
そのアルバムは、昭和14年頃の家族の思い出がいっぱい詰まった写真がいっぱい貼ってありました。
とても平和でおだやかな、日本の風景とともに・・・。
アルバムには、その持ち主と思われる方の名前と小学校の名前が書いてありました。
そこで、その小学校に尋ねてみると、このアルバムの持ち主は小学校の先生で当時沖縄から赴任された方。ただ、その方は病気ですでにこの世にはいらっしゃらなくて、でも、その方の三男の方が存命でした。
実は、この三男の方がお母さんのおなかにいる時に、お父さんは病気で亡くなっていて、この三男の方は、慰霊の写真ただ一つしか、お父さんの姿を知るすべはなかったそうです。
このアルバムは、お母さんがとても大事にされていたアルバムだったそうで、戦争末期、沖縄の防空壕にどんな事があっても、必ず持って行っていたそうです。
ただ、米軍に投降する際、両手を挙げて防空壕から出なくては行けなくて、持ち出せなかったそうです。
お母さんは1年前他界されたそうなのですが、生きている間中、「あのアルバムは何処にいったんだろう」と三男の方に言っていたそうです。
三男の方はお母さんからこのアルバムの事はよく聞かされていたので、こうやってここに帰ってきてくれた事をとても喜んでいました。
海を渡ったアルバム。
そのアルバムを拾ったアメリカ人の想い。
お母さんの想い。
どうしてもこのアルバムを届けてあげたいと思った依頼者の想い。
いろんな人の想いが詰まっていて、なんだか、うるうるきてしまいました。
戦争、沖縄。
時代の闇。
そのアルバムに関わった人の想いって言うのを想像すると
深い話だなあなんて思いました。