ジェインのもうふ
![]() | ジェインのもうふ―アメリカのどうわ (1971/03) アーサー=ミラー、アル=パーカー 他 商品詳細を見る |
毎月、義母からリン太に絵本が届く。
千種区にある「メルヘンハウス」という本屋さんから毎月、その子の年齢にあった絵本を選んで届けてくれるサービスがあって、義母がプレゼントしてくれたのだ。
今月は、「ジェインのもうふ」という絵本。
郵便受けに入っていた本を見つけるとさっそくリン太はがさごそと開けて、宿題そっちのけで読み始めた。
しばらくすると
「ねえねえ、この子モモみたいだよ。」
とリン太。
そこには、お気に入りの毛布をもとめて、泣き叫ぶ女の子の絵が書いてあった。
モモ太にはお気に入りのかいまき毛布がある。

黄色のプーさんのこのかいまき毛布。これがないとモモ太は眠れない。
眠くなるとひっぱりだして、見つからないと泣き叫ぶ。
時には、毛布をまるめて、赤ちゃんのようにだっこして、
「いいこ、いいこ」なんてあやしたりもする。
旅行に行く時も必ず持って行く。アメリカへ旅行に行った時も、とっても邪魔だったけどしかたなく機内に持ち込んだ。
読んでみると、この絵本のジェインそっくりなの。
まるで、うちの事を書いてあるんじゃないかと思うくらい。
女の子の成長を暖かい視点で書かれていて、読んでると、なんだか涙が出てきた。
ああ、こんなこともあったなあ。とか、ジェインの成長をリン太とモン太に重ねてしまって
じんわりと涙が出てきてしまいました。
ジェインが成長するにしたがって、毛布はほつれて小さくなっていきます。
そして、ジェインは毛布を手放す時が来て、ジェインは寂しがるのですが
その時のパパの言葉が素敵。
「ジェインが毛布を覚えてる限り、ジェインが毛布の事を思い出すと毛布はまたジェインのものにあるんだよ。」
こんな素敵なお話を書いたのは誰だろうと表紙をみると、なんとびっくり!
あのアーサー・ミラーじゃないですか!
有名な劇作家。マリリン・モンローの旦那様ですよ。
なんか、なっとくしてしまいました。
そして、挿絵がすばらしい。
尋常じゃないくらい上手い。
デッサンの教科書にもなるくらい、完璧なデッサン。
旦那と一緒にこんな絵が描けたらほんとにいいねえとつぶやいてしまいました。
アメリカでは有名な雑誌の表紙絵を手がけていた、有名なイラストレーターみたいですね。
その完璧なデッサン力も素晴らしいのですが、小さな女の子の成長をとっても暖かい目線で描いているのです。
たぶん、お子さんがいらっしゃっる方だったら、
「ああ、家の事描いてある。」
って思うんじゃないかなあ。
我が家にとって宝物になりそうな絵本です。
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