ガールズブルー

►2007/08/02 13:24 

ガールズ・ブルー (文春文庫) ガールズ・ブルー (文春文庫)
あさの あつこ (2006/11)
文藝春秋

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これもなんとなく本屋さんで購入した本。

落ちこぼれ高校に通う、理穂、美咲、如月。
理穂は17歳誕生日を目前にふられてしまった。
美咲は入退院を繰り返すほど体が弱く、だけど、そのか細い身体に似合わず、気が強く、同情されるのが大嫌い。
如月は高校野球の大スターを兄をもつ。比較され続ける毎日。
そんな彼らの一夏のお話。

このお話は、これといった事件も起こらず、物語の起伏もない。
一夏の出来事を切り取った印象。彼女たちの日常のなかの心を丁寧に描いてる。

印象的なのは、彼女たちのキャラクター。
一人一人がすごく魅力的。
それぞれがだれに媚びる事の無い「個」をもっていて、
凛とたっている印象がある。
あさの作品のもつ、思春期の「心」の光なのかなとも思う。

「バッテリー」を初めて読んだ時。
この作品は男の人にわかるのだろうか?と思った。
女子にしかこの作品はわからないんじゃないだろうかと思った。
「バッテリー」「The MANZAI」と読んだけど
あさのあつこさんの作品の印象はそれからもかわってない。

少女漫画的なんですよね。
あっでもこれは悪い意味ではないんです。
吉田秋生さんとか、わたしが大好きな少女漫画の世界なんです。
女子的嗜好というか、きっと男子には一生理解できないだろうなというもの。
そんな宝石のかけらみたいなものがあさのあつこさんの作品にはあって
それにひかれるんだと思うんです。
うまく言葉にできないのがもどかしいんですけどね・・・。

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